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真っ赤なスカーフ [漫画 アニメ]

 
1970年(昭和45)6月発行「漫画ゴラク・コミックス」150円

...

松本零士「セクサロイド」 巨匠初期の代表作、今買うと...
http://db.leiji.jp/comics/c342301.html

巨匠と言えばやはりこれ、

 
朝日ソノラマ「宇宙戦艦ヤマト」ドラマ入りソノシート 1974年(昭和49)10月発行 500円

エンディング曲「真っ赤なスカーフ」を聴くため購入 この年の合唱コンクールがこの曲だった..
http://www.youtube.com/watch?v=lkwHEpEMTy8

  

中京テレビ(読売テレビ系列)昭和49年 秋の新番組 番宣パンフレット

昭和49年10月6日(日)午後7:30〜「宇宙戦艦ヤマト」放送開始

その前後番組、
日曜 午後7:00〜「全日本歌謡選手権」
日曜 午後8:00〜「水もれ甲介」(10/13放送開始)合掌、名優石立鉄男... 
http://romann1960.hp.infoseek.co.jp/mizumore.htm

ちなみに裏番組 あの 名作「アルプスの少女ハイジ」(フジテレビ系列)

参考サイト
1968年 青年向け漫画、劇画雑誌の台頭
http://station50.biglobe.ne.jp/playback/1968/1968_03.html

映画版「宇宙戦艦ヤマト」



1977.9.12  映画館でこっそり撮影 ガンダム世代になりきれないヤマト世代である


コメント(35) 
共通テーマ:コミック

コメント 35

Capitano

> ガンダム世代になりきれないヤマト世代ではある。
私は両方極めてますよ。(w
by Capitano (2007-07-16 01:05) 

gop

> Capitanoさん
Capitanoさんは極めて無い物を探す方が難しそうですから(^^
ヤマト(映画)もガンダムも最初のしか見て無いです。

ガンダムは丁度名古屋テレビでこんなバイトしている時でしたねぇ。
http://blog.so-net.ne.jp/987/2007-03-04-2
なので、色々話しを聞いていたので見ざるを得ませんでした。
(マニアからすれば貴重かも..笑)
by gop (2007-07-16 06:35) 

’80XE PA96E

> ガンダム世代になりきれないヤマト世代ではある。
は。私もその1人です。ヤマトはTVシリーズの後半に気がつきそれから見るようになりましたが、ガンダムは当時全然知りませんでした。
昨日岡山には台風一過の後朝早くから出かけてきました。20分の走行時は長袖・メット・グローブ装着なので、戻ってきたら汗びっしょりでした。
フェラーリやポルシェのワンメイクレースもあったので、結構楽しめましたね。残念なのはいすず車は私のみの様でした。510ブルやダルマセリカなども参加してましたね。
by ’80XE PA96E (2007-07-16 07:23) 

ナツパパ

そのヤマト世代の一つ上世代のナツパパです(笑)
子どもの頃熱中した漫画ってなんだったのか、ウーム、思い出せないんですよ。
「スポーツマン金太郎」なんてあったがなあ...
by ナツパパ (2007-07-16 09:04) 

gop

> '80XE PA96Eさん
初回放映ではあまり視聴率取れなかった様ですね>ヤマト
今思うと少々滑稽なストーリーですが、船だろうが機関車だろうが、
何でも飛ばしちゃうのが巨匠の真骨頂ですからね(^^
個人的にはセクサロイドやハーロック辺りが好きでした。
http://www.toei-anim.co.jp/herlock/
http://www.vap.co.jp/herlock/

岡山はお疲れさまでした。台風はこちらも大した事は無かったです。
今日は快晴。
by gop (2007-07-16 10:47) 

gop

> ナツパパさん
幼稚園の頃、親に読む事を許されていた漫画は鉄腕アトムだけでした。
なので、光文社のカッパコミクスは全冊あります(鉄人も少し..)

と、言いながら少年マガジンも読んでましたねぇ(^^
石森正太郎「となりのたまげ太くん」森田拳次「丸出だめ夫」とか、
当時のマガジンはギャグマンガも面白かったです。
http://www.geocities.jp/kindanhm/tamageta.html


スポーツマン金太郎は昭和34年ですか、流石に私読めません(^^
by gop (2007-07-16 11:01) 

mm414

お宝倉庫をどちらかにお持ちですか?
いつも感心します。

>幼稚園の頃、親に読む事を許されていた漫画は鉄腕アトムだけでした。
>なので、光文社のカッパコミクスは全冊あります(鉄人も少し..)

小学生の頃は貸本屋に良く行きました。マガジン、サンデーが10円でした。Gopさんとは同世代ですが、本屋で漫画はめったに買えませんでした。

ところでツーリングはどうしましょう?
by mm414 (2007-07-16 15:06) 

Capitano

> ヤマト(映画)もガンダムも最初のしか見て無いです。
まあ私もヤマトの映画は「さらば」で終わったと思っているので、「ヤマトよ永久に」と「完結編」は見てないんですが。
ガンダムはCCA(Char's Counter Attack 逆襲のシャア)で終わったと思っているので、時系列的(宇宙暦)にこれ以降のものは見ていません。

> ガンダムは丁度名古屋テレビでこんなバイトしている時でしたねぇ。
> http://blog.so-net. ne.jp/987/2007-03-04 -2
> なので、色々話しを聞いていたので見ざるを得ませんでした。
当時名古屋テレビでバイトしていたら正にドンピシャですね。
バイトもやってみるものですね。
アルバイトというものはついぞやった事が無くて。
by Capitano (2007-07-16 23:35) 

Capitano

> 初回放映ではあまり視聴率取れなかった様ですね>ヤマト
その性で放送話数が減らされてしまい、大マゼラン星雲外郭部のガミラス防衛ラインでの戦闘シーンなどがストーリー制作上から省かれてしまった為、ドメルに勝ったらいきなりガミラス本星決戦という無理やりな展開になってしまいました。
当時のガミラスは複数の戦線を抱えていた訳で、それら少なからぬ部隊を派遣しているのに、本星がいきなりやられてしまうのって話の展開が強引も良いとこですが、事情が事情なので。

> 今思うと少々滑稽なストーリーですが、船だろうが機関車だろうが、
> 何でも飛ばしちゃうのが巨匠の真骨頂ですからね(^^
突っ込みどころは山の様にありますが(そもそも改造した艦が元の艦より大きくなってるし)、あのストーリーはオイルショック直後の暗い世相に良くマッチしていました。(w

内容的には元々あまりその後の展開を望めるようなプロットでは無く、その点ガンダムはストーリーに発展の余地があった事が今日の隆盛の元になっていますね。
by Capitano (2007-07-16 23:47) 

gop

> mm414さん
> お宝倉庫をどちらかにお持ちですか?
某名古屋の一角に(^^

> 小学生の頃は貸本屋に良く行きました。
私もマガジンは貸本屋か、友達のを回し読みでした。先日この時代の
マガジンを新宿の古本展で見掛けたのですが、それ程高く無いんですね。
一冊500円くらい。思わず買おうか迷いましたが、これ以上増えると...

> ところでツーリングはどうしましょう?
この話し、昨日117おやじさんともしてました、又別途DMで。
by gop (2007-07-17 04:57) 

gop

> Capitanoさん
> その点ガンダムはストーリーに発展の余地があった事が今日の隆盛の
> 元になっていますね。
ガンダムも最初「なんだこれは」と思いましたが、途中から引き込まれましたね。それまでのお子様向けロボットマンガとは一線を画す、人間中心の(ある意味泥臭い)ストーリーとした所が今のガンダム世代と言われる方々(当時小中学生?)に受けたのでしょうか。

ターンAガンダムだけは巨匠シド・ミードデザインと言う事で、初回期待して見たのですが、それで終りでしたね(^^

> アルバイトというものはついぞやった事が無くて。
(@@ まぁCapitanoさんは正業自体何なんだか良く判りませんからねぇ(^^
by gop (2007-07-17 13:02) 

117history

ヤマトは劇場版も見に行きました。
今は亡き花園映劇っていう小樽市内の小さな映画館でした。
当時、2本立てだったのですが、同時上映していたのが、「おいおい、子供に見せちゃあだめでしょー」って言うようなセクシーバイオレンスアクション系のアメリカ映画でした(ボカシが入るくらいの代物)。タイトル忘れちゃいました。(^^;
ヤマトのドーナツ盤は実家のどこかにある....はず....。
松本零士先生のコミック本は一冊だけ持ってました。「四次元世界」っていう短編集でした。内容は....あぁ、何もかも忘れてる。(T_T)
by 117history (2007-07-17 20:05) 

gop

> 117historyさん
ヤマトが二本立てとは名古屋より凄い。花園って名前がまた淫猥(^^

> 「四次元世界」っていう短編集でした。
これは知りませんでした、まだAmazonでも買える様ですね。
巨匠はこれのマニアなので、
http://blog.so-net.ne.jp/987/2007-02-03-1
今でも気になるんです私。
by gop (2007-07-17 21:57) 

jamayan

小学生の頃、学校のノートによくヤマト書いてました!
今でもヤマトは大好きです! 真田さんが特に・・。(笑)

2年ほど前に↓買っちゃいました。(汗)
http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_B00005HLLZ/
仕事中とか、たまに聴いてます。
by jamayan (2007-07-18 18:38) 

gop

> jamayanさん
jamayanさんもヤマトにハマったクチですか(^^
真田さんがお好きとはシブい、 jamayanさんの人となりが判ります(^^

しかし何方も「水もれ甲介」に反応して頂けないのは寂しいですねぇ。
チャミー(村地弘美)ファンはいらっしゃいませんでしょうか(^^
http://kobayakawa.exblog.jp/2242851
この方も堀越の様で。
by gop (2007-07-18 19:56) 

のり

私も「ガンダム世代になりきれないヤマト世代」です。「さらば・・・」には感動いたしました。成人してからは「999」に熱中!毎週ほとんど欠かさず見ておりました。
「水もれ甲介」よりも「雑居時代」の大ファンでした。先日石立鉄男さんがなくなられたニュースを聞き、感慨深い思いでした。
by のり (2007-07-19 22:03) 

gop

> のりさん
雑居時代、良かったですね、私の中では「気になる嫁さん」と双璧です。
http://blog.so-net.ne.jp/987/2007-03-03
石立さん、2.5枚目が演じられる特異なキャラクターでしたよね。
一連の「ユニオン映画」石立シリーズは今でも充分楽しめると思います。
by gop (2007-07-20 18:02) 

Capitano

> ガンダムも最初「なんだこれは」と思いましたが、途中から引き込まれましたね。それまでのお子様向けロボットマンガとは一線を画す、人間中心の(ある意味泥臭い)ストーリーとした所が今のガンダム世代と言われる方々(当時小中学生?)に受けたのでしょうか。

それは受けた側面の一つです。
高いストーリー性とキャラ立ちした登場人物、魅力的な敵軍の将兵という従来に無かった造りも大きかったですが、何より衝撃的だったのは、所謂ロボットが汎用兵器になっていた点です。
兵站の重要性もしつこいぐらい描写していましたし、戦争は組織で行うのだという事を若年層にもある程度判り易く描写して見せた辺りはさすがとしか言えません。


ターンAガンダムだけは巨匠シド・ミードデザインと言う事で、初回期待して見たのですが、それで終りでしたね(^^

> アルバイトというものはついぞやった事が無くて。
(@@ まぁCapitanoさんは正業自体何なんだか良く判りませんからねぇ(^^
by Capitano (2007-07-28 00:12) 

Capitano

さっきのは編集ミス。

> ターンAガンダムだけは巨匠シド・ミードデザインと言う事で、初回期待して見たのですが、それで終りでしたね(^^

デザインばっか気にして見るからです。:-)
私は未見なので(ある程度の知識はあるにせよ)、作品の論評は出来ませんが、当初あまりにも従来と違うデザインに拒絶反応を示していた層にも、回を追うにつれ肯定的な意見が増えて来ました。
評判を見る限り、作品的には決して悪くは無いと思いますよ。

>> アルバイトというものはついぞやった事が無くて。
> (@@ まぁCapitanoさんは正業自体何なんだか良く判りませんからねぇ(^^

いや、相当世に貢献しているんですが。
by Capitano (2007-07-28 00:12)
by Capitano (2007-07-28 00:16) 

Capitano

> ヤマト(映画)もガンダムも最初のしか見て無いです。

映画のヤマトは"さらば"だけ見れば良いですよ。
TV版ヤマトIIでラストを映画から無理やり変更したのは、大人の事情とは言えまずかったですよね~。
元々拡張性のあるプロットでは無かったので、続編を作って引き伸ばす事自体無理があるのに、あんな作り方をするとは。
あの一件以降ヤマトは完全にグダグダになってしまいました。
無理やりな続編を作る位なら、初代で省略されたストーリーを補完するシリーズでも作れば良かったのにと思います。
by Capitano (2007-07-28 00:24) 

gop

> Capitanoさん
学生の頃買ったシド・ミード作品集に初代ガンダムの絵も載って
いるのですが、本当にデザインするとは思いませんでしたよ。

> デザインばっか気にして見るからです。:-)
元ピニンの奥山さんは大阪万博でモデューロを見て、人生が大きく
変わったそうですが、私は単純に「お〜」程度でしたからねぇ。
例のサイト、デザインと世界平和についての答えも興味深い物でした。

流石デザインばっか(馬鹿(^^;;)で無い方は違いますな(^^

> いや、相当世に貢献しているんですが。
確かに、かなり限定された世界の様な気もしますが(^^
by gop (2007-07-28 02:05) 

Capitano

> 学生の頃買ったシド・ミード作品集に初代ガンダムの絵も載って
> いるのですが、本当にデザインするとは思いませんでしたよ。
ドル箱路線を委ねる訳ですから冒険でしたよね。
依頼した経緯を追ってみたい所です。

>> デザインばっか気にして見るからです。:-)
> 元ピニンの奥山さんは大阪万博でモデューロを見て、人生が大きく
> 変わったそうですが、私は単純に「お〜」程度でしたからねぇ。
受け取り方は人それぞれとは言え、確実に人を動かし得るだけのデザイン力をモデューロが持っていた故の事でしょう。
今日の車で、受け取り方は人によって違えど人を動かし得る程のものがあるかどうか。

> 例のサイト、デザインと世界平和についての答えも興味深い物でした。

そもそもフェラーリだって戦争と無縁じゃないし。

> 流石デザインばっか(馬鹿(^^;;)で無い方は違いますな(^^

確かにあの答えは考えさせられるものはあります。

>> いや、相当世に貢献しているんですが。
> 確かに、かなり限定された世界の様な気もしますが(^^

Gopさんの身近な所にも影響を及ぼしているんですが、マジでご存知なかったりします?
by Capitano (2007-07-28 02:54) 

gop

> Capitanoさん
> 今日の車で、受け取り方は人によって違えど人を動かし得る程のものが
> あるかどうか。
欧米ではリバイバルデザインが全盛で、当時を知る方々に哀愁を持って
歓迎されている様ですが、所詮は真似事、決して未来を見据えた志の高い
デザインとは到底言えませんね。
まぁそんなオリジナルアイコンさえ無い国も何処かにあったりする訳で(^^

> そもそもフェラーリだって戦争と無縁じゃないし。
自動車産業自体、戦争ありきで発展して来た部分も多々ありますからね。

> Gopさんの身近な所にも影響を及ぼしているんですが、マジで
> ご存知なかったりします?
これ本職の方のお話ですよね?今度詳しくお教え下さい。
by gop (2007-07-28 21:52) 

Capitano

> 欧米ではリバイバルデザインが全盛で、当時を知る方々に哀愁を持って
歓迎されている様ですが、所詮は真似事、決して未来を見据えた志の高い
デザインとは到底言えませんね。

ですよね。
結局過去の財産食い潰しているだけで、オッサン連中には受けてもそれまでの事ですし。

>> そもそもフェラーリだって戦争と無縁じゃないし。
> 自動車産業自体、戦争ありきで発展して来た部分も多々ありますからね。
自動車産業に限らず、産業は戦争とは無縁ではなくて。
それはともかく、大体フェラーリなんてエンブレム自体戦争と無縁じゃないんだし。

> これ本職の方のお話ですよね?今度詳しくお教え下さい。
それは構いませんけど、果たして興味を引くものがあるのかどうか。(^^)
by Capitano (2007-07-28 23:57) 

gop

> Capitanoさん
フェラーリの跳ね馬はポルシェのそれとも大きな関わりがある様で。
過去の数多の戦争=産業発展の歴史である事は紛れも無い事実ですが、
それが人類発展の歴史として正当化して欲しくはありませんね。

> それは構いませんけど、果たして興味を引くものがあるのかどうか。(^^)
あ..いや、話しの流れから体裁上書いてみただけで(^^
お聞きしてもおそらく私には到底理解不能でしょう(笑)
by gop (2007-07-29 07:19) 

Capitano

> フェラーリの跳ね馬はポルシェのそれとも大きな関わりがある様で。
関係無いです。

> 過去の数多の戦争=産業発展の歴史である事は紛れも無い事実ですが、
それが人類発展の歴史として正当化して欲しくはありませんね。

戦争をやったから産業が発達したというのは結果論なので、それを以って人類発展の歴史として正当化するのはそもそも歴史学として誤りですが、産業が発達した理由は戦争による部分が大きい事は、包み隠さずはっきりさせる必要はあります。
by Capitano (2007-07-29 23:49) 

gop

> Capitanoさん
Capitanoさん仰る通り、関係各国過去の悪行は全て公にして、世界平和に
生かす様努力して行く事が人間が持つ英知でしょう、奥山さんが言われる
浮世離れした無駄なモノ、過剰なモノも大いに結構ですが、それを人類の
破滅目的で使う事は大いなる堕落としか言えませんね。

> 関係無いです。
おっと中西哲生の一刀両断(^^、両車似ていると思うんですけど。
お暇な時に解説宜しくお願い致します。
by gop (2007-07-30 18:26) 

Capitano

>> 関係無いです。
> おっと中西哲生の一刀両断(^^、両車似ていると思うんですけど。
> お暇な時に解説宜しくお願い致します。

それって、Francesco Baracca大尉のパーソナルエンブレムである“Cavallino Rampante”は、彼が撃墜した機体に付いていたStuttgart市の紋章から取ったものだって話でしょう?
この説のおかしい所は、何時落したどの機体から取ったものかという情報が全く出て来ていない点です。
国の東西を問わず、エースパイロットの撃墜記録は昔から厳密な研究が進められており、Baracca大尉の撃墜記録も以下の様に全て明らかになっています。
http://www.finn.it/regia/html/vittorie_baracca.htm

それにも関わらず、落したどの機体からエンブレムを取ってきたのか明確に解説した物は見た事がありません。
これ位有名なマークなのですから、そんな曰くが本当にあったらとっくに明らかになっています。
そもそもBaracca大尉のパーソナルエンブレム“Cavallino Rampante”は、彼が最初在籍したPiemonte Reale騎兵連隊に敬意を表して連隊の紋章(赤地に銀の馬)から取られたものです。
大体Cavallino Rampanteは牡馬、Stuttgart市の紋章は牝馬ですよ。
Stuttgartはstute garten、つまり牝馬の園という意味であり、その為市の紋章の真ん中に牝馬が描かれています。
by Capitano (2007-07-30 23:48) 

gop

> Capitanoさん
大変詳しい解説をありがとうございます。

私が知るのはCapitanoさんのお話含め、この様な複数説なのですが、
http://www2f.biglobe.ne.jp/~kazushi/cavallino.html
http://www.afterparts.co.jp/ferrari.html
話自体、エンツォの創作である可能性も高いと聞いた事があります。
何れにせよ戦争に関連した逸話が潜んでいるとは愚かしい事ですね。
by gop (2007-07-31 17:43) 

Capitano

> 私が知るのはCapitanoさんのお話含め、この様な複数説なのですが、
> http://www2f.biglob e.ne.jp/~kazushi/cav allino.html
> http://www.afterpar ts.co.jp/ferrari.htm l

それは俗説です。
91a Squadrigliaのマークは以下のものであり、馬ではありません。
http://www.icsm.it/world/reportage/baracca/spadvii4.php

そもそも、

Baracca大尉のエンブレム
http://www.aspeterpan.com/book1/Baracca.htm

Porsche(Stuttgart市)のエンブレム
http://industryfigure.com/berkeley/Porsche/Germany/MyCrest.jpg

似てないじゃん。

で、これがPiemonte Reale龍騎兵連隊のエンブレム
http://www.esercito.difesa.it/root/unita_sez/unita_cavli_2_piemonte_arald.asp

> 話自体、エンツォの創作である可能性も高いと聞いた事があります。
Baracca大尉のエンブレムを貰ってきたという点については、その可能性もあるかも知れないですね。
by Capitano (2007-07-31 23:43) 

Capitano

> 91a Squadrigliaのマークは以下のものであり、馬ではありません。
> http://www.icsm.it/ world/reportage/bara cca/spadvii4.php

やはり91a SquadrigliaのInsigniaは馬ではありません。Griffonです。
http://it.wikipedia.org/wiki/Immagine:91a_squadriglia_caccia.svg

実機に描かれているInsigniaのもうちょっと判りやすい写真。
http://www.museobaracca.it/visitavirtuale/grifospad.jpg
by Capitano (2007-08-01 02:34) 

gop

> Capitanoさん
様は共通点は「前足を上げた動物」の図柄だけ、って事ですよね。
まんまコピーしては将来商標問題も絡んで来ると想像出来ますし。

91a Squadriglia の機体は黄色の様ですから、イメージはそのまま
マークだけ馬に入れ替えてみたって所でしょうか、或はその逆か。

しかし TVRがシリーズモデル名に使ったのはまぁ許せるとしても、
これはその図柄自体パクっちゃってた訳ですね、節操無し。
http://vehicles.kt.fc2.com/pictures/soarer_photo7.jpg
by gop (2007-08-01 12:06) 

Capitano

> 様は共通点は「前足を上げた動物」の図柄だけ、って事ですよね。
91a Squadrigliaの部隊マークがベースであるとした場合はそうなります。

> まんまコピーしては将来商標問題も絡んで来ると想像出来ますし。
部隊マークをベースにしたという説では、部隊マークを譲り受けたという話とセットになっている訳で、それならそもそも商標問題は起こり得ないのでは?
それに折角譲り受けた部隊マークを原形が判らない位改変してしまうのは、譲ってくれた部隊に対して失礼では?

> 91a Squadriglia の機体は黄色の様ですから、イメージはそのまま
マークだけ馬に入れ替えてみたって所でしょうか、或はその逆か。

たまたまこの機体が黄色だっただけで、機体の色は機体によって異なります。
http://www.finn.it/regia/immagini/prima/spad_vii_91squadriglia.jpg

> しかし TVRがシリーズモデル名に使ったのはまぁ許せるとしても、
これはその図柄自体パクっちゃってた訳ですね、節操無し。
http://vehicles.kt. fc2.com/pictures/soa rer_photo7.jpg

そのマークはフライングライオンなので、グリフォンじゃないですけどね。
by Capitano (2007-08-02 00:25) 

Capitano

ちょっと整理します。

Ferrariのエンブレムがどこから来たかについては、Baracca大尉のパーソナルエンブレムとの関連性を避けて通る訳には行かないでしょう。
Baracca大尉のパーソナルエンブレムの由来は何に拠るものか、Ferrariに対して何がどう渡ったかについて分けて書きます。

Baracca大尉のパーソナルエンブレムの由来につき、現在までに巷に流布している説としては、

1.撃墜した敵機にStuttgartのエンブレムが付いており、そのエンブレムの中の馬をBaracca大尉が自分のパーソナルエンブレムとした。

この説の問題点は、既述の通り付帯情報がまるで出て来ない点です。
エンコリで、1916年11月にトルメッッツォ上空で撃墜したAlbatros B.IIに描かれていたマークを自分の物とした等という愉快な説が流れていましたが、既述のWebサイト及び下記サイトから明らかな通り、落とした機体も場所も全然違います。
http://www.theaerodrome.com/aces/italy/baracca.php

上記Webサイトを見て興味深い点は、Baracca大尉はCavallino Rampanteを乗機にマーキングし始める1917年春まで(その後暫くも)、
鈍重な偵察機しか撃墜していない点です。
Hansa-Brandenburg C.Iなんか落とした所で、例えその機体にStuttgartの紋章が描かれていたとしても、それを敢えて採用する等極めて考えにくいです。(同じ戦闘機ならともかく)
それと、この説はこの説を裏付ける論拠が何もありません。

2.かつて所属した第11山岳騎兵連隊のエンブレムを自機のエンブレムとした。

そもそもイタリア陸軍に第11騎兵連隊と第11山岳連隊はあっても、第11山岳騎兵連隊なんて部隊は存在していません。
http://de.wikipedia.org/wiki/Liste_italienischer_Regimenter
大体第11騎兵連隊のエンブレムに馬は入っていないし、第11山岳連隊の編成はW.W.I後の1935年。

3.かつて所属したPiemonte Reale龍騎兵連隊のエンブレムをベースにした。

イタリアにある"Museo Francesco Baracca"も表明している説です。
http://www.museobaracca.it/ingl/inglese.html

博物館が自身のWebサイトに表記している訳ですから、それなりにauthorizeされていると考えて良いでしょう。
それに、Piemonte Reale Cavalleriaのエンブレムの中の馬はCavallino Rampanteそのものです。
http://it.wikipedia.org/wiki/Immagine:CoA_mil_ITA_rgt_cavalleria_02.png

という訳で、Barraca大尉のCavallino RampanteはPiemonte Reale龍騎兵連隊のエンブレムから来たと考えるのが一番妥当です。

次にEnzoはCavallino Rampanteをどうやって手に入れたかについて挙がっている説を書きます。

1.Barraca伯爵夫妻から譲られた。
Enzo自身の回想に拠るもので、話自体創作ではという話もありますが、注目すべきは、エンブレムを譲り受けた時、サイン入りの写真を夫妻から貰ったと発言している点で、物的証拠が残っている可能性があります。
その話まで創作だったという可能性もありますが。

2.Enzoの兄が91a Squadrigliaに所属しており、戦功によって部隊の紋章を送られた。

そもそも既述の通り91a SquadrigliaのエンブレムはGriffonであり、Cavallino Rampanteではない。
また、幾ら戦功があったからと言って部隊の紋章を個人に贈るなどあり得ない。
大体部隊の紋章を送られる程の軍功があれば記録に出てくる筈だが、そんな記録は見た事が無い。

という訳で、91a Squadrigliaの部隊マークから取ったという説は、色々な点で破綻しています。
Enzoの言い分が何処まで信用出来るかという問題はさておき、それ以上有力な説も今の所出て来ていないので、一先ずBarraca伯爵夫妻から贈られたという事で良いんじゃないかと思います。
by Capitano (2007-08-02 01:31) 

gop

> Capitanoさん
史実に基づいた論理的推察、正にCapitanoさんの真骨頂ですね。
お忙しい所、詳しくありがとうございます。

調べてみると、これらの紋章は中世騎士が戦闘で使用した楯がルーツで、
本来夫々家系によって部分的にも継承されていくものの様なのですが、
http://ku-rpg.org/column/heraldry.html
http://ww2.enjoy.ne.jp/~tteraoka/heraldry/heraldry1.htm

所詮、自動車のエンブレムはそのルールからは逸脱している訳ですね。
ただ、こうした逸話がある事で名車のヒストリーにはハクがつくと。

「跳ね馬のマークの由来は簡単で魅力的だ。この馬はかつてモンテロ山で
死んだイタリアの英雄フランチェスコ・バラッカの戦闘機の機体に描かれ
ていた。彼こそ第一次世界大戦においてイタリアのエースだった。

1923年、私が初めてサビオサーキットで勝ったとき、彼の父親エンリコ・
バラッカ伯爵、そしてそのすぐ後、母親のパオリナ伯爵夫人に出会った。
ある日のこと、彼女は私に言った。

「エンツォ、息子の跳ね馬をあなたの車に描いたらいかが?
 きっと幸運をもたらしてくれるでしょう」

私は1枚のバラッカの写真を持っている。それはエンブレムを委ねられた時
彼の両親から贈られたものだ。馬は黒で描かれ、これはそのまま使用した。
そして私はキャナリーイエローの背景を加えた。それは故郷モデナの色だ」

いかがでしょう、オーナーの方(^^
http://www.morita.ne.jp/hikkigu/stipula/baracca.htm
by gop (2007-08-02 10:03) 

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