- 韓国車
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韓国では昔からバンのことを「ボンゴチャ」と言ってきた。今でもそういう人は多い。
これは日本のマツダと長く提携してきた起亜自動車が、マツダの「ボンゴ」をモデルに生産して売り出しヒット商品になったからだ。以来韓国では「ボンゴチャ」はバンの代名詞になった。
ちなみに「チャ」は車のことをいう(注:自動車はチャドンチャ 자동차)
起亜には「キア・マスター」という軽トラックもあった(注:起亜自動車の前身、オート三輪 K-360を指す?)これもよく売れた。しかしこの名前の由来は「キア・マツダ」である。韓国人は「ツ」の発音に弱い。そこで言いやすいように「ス」に変えてMAZDA → MASTERにしたのだ。
1961年 オートバイ C100(ホンダ スーパーカブ)発売。
1962年 マツダ オート三輪 K-360 T-600をノックダウン生産。
1974年 マツダ ファミリアをブリザ の名でノックダウン生産(起亜ブランド初の乗用車)
1980年 マツダ キャブオーバー車 ボンゴ トラックを生産開始。
1983年 マツダ、起亜産業へ資本参加。
1986年 フォードが資本参加、フォード フェスティバ(現地名 キア プライド)生産。
1996年 韓国初の本格的スポーツカー、ロータス エランをキア エランの名で生産開始。
1999年 経営破綻。ヒュンダイ自動車傘下、マツダ車ベースからヒュンダイ車ベースとなる。
2019年12月 韓国初 商業車 EV「ポーターII エレクトリック」発売(2020年 ボンゴもEV発売)
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スポーツカーはスポチュカ(스포츠카)1997年 東京モーターショーにて撮影。