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蕪虹(株虹) [自然]

DSC_5399.jpeg

日没時 東の地平線、根元部分のみ ほぼ垂直に現れる希少な虹。

夕刻 太陽が水平線に沈む頃、東側の空に出る虹。日没時の太陽光は大気を長距離通過してくる為、波長の長い赤色が強くなる。なので赤虹(あかにじ)赤外虹(せきがいにじ)とも言う。

...

加えて太陽光は水平に差し込むので、対日点(観測者から見て太陽の反対側の点)は地上近くにあり虹の高度(頂点)は最も高く最大円となる。よって蕪虹(根元)は地上に対しほぼ垂直となる。

DSC_5395.jpeg株虹は地震のしるし(四国各地)

株虹(かぶにじ)は根元だけが見えている虹のこと。ほかに「地震の前に白い虹」(和歌山県)「水吸(株虹)の出現は大水のもと」(埼玉県)「夕虹は百日の照り、朝虹は川越すな」(山梨県)等、虹に関する言い伝えは全国に多数ある。https://www.news-postseven.com/archives/20200907_1592527.html?DETAIL

00.jpg九年前、台風一過の夕刻に撮影した株虹(上部は雲に隠れている)

コメント(2) 
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コメント 2

pogpog

似てる。北海道各地で「低緯度オーロラ」観測 2023.12.02
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20231202/7000062976.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231202/k10014275581000.html
by pogpog (2023-12-02 15:28) 

gop

似たので、サンピラー(光柱)とか。
https://weathernews.jp/s/topics/202011/290035/

by gop (2023-12-03 14:14) 

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