鰯の糠味噌炊き 北九州小倉近辺のみ
- お食事
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九州の玄関口、小倉は数百年の伝統が息づく「床漬」の街
この床漬は先人の知恵と、尊い教訓を無言で語りかけている
夏は朝、昼、夜冬でも一度は桶の底から混ぜないと醗酵する大変手間のかかるもの
その昔、小笠原藩の保存食であった糠床漬けは小倉城内のお女中が「おささじ煮」と呼んで親しみ、
やがて旧家から庶民へと広まった 現在でも小倉には屋号入り朱桶「百年床」を誇る旧家が残る
「鰯の糠味噌炊き」
「ぬかどこ」の「ぬかみそ」でイワシを炊き込む郷土料理「たべぬか」「ぬかだき」「ぬかみそ炊き」「じんだ煮」
など、呼び名は幾つかある 北九州でも小倉近辺のみで食される、珍しい糠味噌炊き
見た目は?だが、山椒(さんしょ)が効いてピリ辛、思いの外美味
こちらは「小いわし床煮」
ぬかみそだき ふじた
たべぬか かば田
鰯のぬか炊き Wikipedia