1951年 ナショナル AS-450 マジックアイ付き
オールウェーブ受信機、3バンド高周波増幅付きの最高級モデル
下位モデルAS-350は短波の受信周波数が5〜28MHzになっているが、これは2.5〜7.5MHzと7.5〜22MHz
20MHz以上は太陽黒点の多い時期しか遠くまで届かない為 普通は放送局数が少ない、よって22MHz以上が受信
出来るより5MHz以下が受信出来る方が実用的、又 短波受信帯域が2分割されているため、チューニングし易い
中身は高周波増幅とマジックアイが付いた6球 + アイ付スーパー
感度は非常に良くオールウェーブ受信機としては実用的で中波放送も安定して受信可能
スピーカーは小型6吋フィールドダイナミック型、低域が出にくいが聞きにくい音ではない Hi-Fi仕様ではないが、
3段切替トーンコントロール/PU入力付 昭和27〜9年生産、あまりに高価すぎて売れなかったのか比較的珍しい
惜しい事に前面下部の木製パネルが欠損している(このモデルの持病らしい)
使用真空管:6D6. 6WC5. 6D6. 6ZDH3A. 42. 80BK. 6E5
受信周波数:525-1605KC(MW) / 2.5-7.5MC(SW) / 7.5-22MC(SW) 定価:30,400円(発売当時)
マジックアイが放つ奇麗な緑光色、微かに記憶あり
最近は真空管オーディオも見直されているそうな 出来れば直して使いたい
参考サイト:
アンティークラジオ展示会
http://www.geocities.jp/antique_radio_exhibition/index.html
マジックアイとは
http://www.k2.dion.ne.jp/~jm7ock/radio/MAGICEYE.HTM
http://www.ne.jp/asahi/uchio/tokyo/tube/magiceye/index.html