オリジナル・ソングブック(1971年頃)
初期の楽譜本、おそらく音楽雑誌の付録と思われる
拓郎と浅沼勇氏の一言コメントが面白い
http://www11.big.or.jp/~togeboh/record/special/takuroh_pipi/takuro_pipicot02.htm
「今日までそして明日から」
拓郎 : LP用に(青春の詩)作った曲なんだけど、最近わりと気に入っている。
浅沼 : 50歳を過ぎたオジサンが楽屋に来たね、この唄を聞きに...
拓郎 : あれはオドロイタのです、感激したのであります。
http://www.kasi-time.com/item-5922.html
「灰色の世界 I」
浅沼 : ジャズ・コンボを使ったんだけど、ボサ・ロックはどう?
拓郎 : ゼネレーション・ギャップを感じたなあー。
「兄ちゃんが赤くなった」
浅沼 : ほのぼのとした佳曲だね?
拓郎 : 兄貴(ジャズピアニスト)を唄にしようと思ったんだけど、いつの
まにか正反対の曲になっちゃった。理想の兄貴像と言う感じ。
よしだたくろう メモリアルヒット曲集「'70 真夏の青春」
エレックレコード製作 朝日ソノラマ刊 定価 1,200円
「特別領布価格 1,000円 キャンペーン期間中11月30日まで」 とある。
http://loveshop-record.com/modules/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=247&cPath=11&PHPSESSID=2645b052f5d01b957788dda63724676c
「野良犬のブルース」
浅沼 : 典型的なブルース・コードだね。
拓郎 : 詩は高校3年の時、悪友にチンピラがいてそれをノートに書いた...
メロディーはマックスを見て、意識的にブルースにして見た。
浅沼 : そうそう9、10小節目にG7 → Ab7という変わった進行があるけど、
実際にはG7 → F7で処理してるね。
拓郎 : マックスに意地悪して見ようと思って、あれはF7でも同じ事ですね。
「こうきしん」
浅沼 : これは良い歌だな。
拓郎 : 東京へ出て来て始めて作った唄、そう言えばあまり歌っていないな...
「青春の詩」
浅沼 : テレビのタイトルに使われたり映画の主題歌になったり、替え歌も
多くなって来たけど、この頃歌わないね?
拓郎 : たくさんの青春を裏側から唱ったつもりなんだけど、それだけでは
問題の解決にはならないと思うし...
浅沼 : 歌詞から考えると作ったのは2、3年前かな?
拓郎 : 広島フォーク村の合宿の時に何となく言葉の遊びから出来たのです。
ちょっと古くなったかな?
浅沼 : 拓郎にとっては古くなったかも知れないが、青春の裏側とはいつの
時代でもこんな情景があるもんじゃないか?
拓郎 : 少し大人になったかな...
http://www.kasi-time.com/item-5928.html
「収録曲」
僕ひとり、恋の歌、自由は、静、兄ちゃんが赤くなった、野良犬のブルース、
灰色の世界、こうきしん、青春の詩、自殺の詩、基地サ(三枚組 全11曲)
全てデビュー前の音源「青春の詩」等、他のアルバムとアレンジも異なる
「自由は」「基地サ」が収録されているのはこのレコードのみ
パンジャさんのご友人、ぐじゃまいさんからお預かりしているもの
参考サイト
エレックレコード社長 べらんめえブログ
http://salon.stage007.com/elecrecords/monthly/200702/
風に吹かれて エレックレコード特集
http://mysound.jp/folknewmusic/2007/04/000018.php
「青春の詩」
http://mora.jp/package/80311297/FLCF-4101/
レコード大将
http://www11.big.or.jp/~togeboh/record/special/takuroh_pipi/takuro_pipicot.htm
陶酔していた頃の私(1972.7)
ギターはヤマハFG-180。後ろにもう一本、同じくヤマハのアコギ
ホンダZ のA全ポスターも懐かしい(ホンダRSCの誰かのサイン入り)