1984 九州 2泊4日?ツーリング
- 117coupe
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今年最大のイベント「九州ツーリング」が 4月29日〜5月2日に行われました
参加者はY、S、M、kanican夫妻、H、S、T、gop、T、A、S、O、Aの各氏、それに私(redさん)
クーペは八台と言う大イベントにふさわしい集まりとなりました
さて、その前日私は一日がかりでクーペの点検と大掃除、そして各宿泊所への人数確認をやり、
あとは晴天を祈るのみと眠りについたものの、興奮してなかなか眠れない....
はるか昔、小学生の頃のあの遠足の前日気分を久しぶりに思い出しました
待ちに待った4月29日、無情にも雨....
AM 6:00に鈴鹿を出発したS氏より11時過ぎに岡山県に入ったとの連絡が有り、思ったより早いペースなので
私は早めに出迎え場所の王司P.A.に行こうと家を出て15:00には着いてしまった
雨の中、一人でする事も無く、車から出たり入ったり、16:00頃長崎よりO氏が到着
福岡支部初顔合わせで自己紹介やらジムカーナの話をしている間もなく、集合予定の16:30になった
順調であればもう到着する頃かと車から出て本線を見てもクーペは一台も来ない
O氏と二人で渋滞しているのか、何かトラブルでもあったのかなァと心配していると17:30鈴鹿、
岡山支部の六台のクーペが到着、場所を関門海峡のたもとにある壇ノ浦S.A.に移動し、コーヒータイム
初対面の方々との挨拶をし、源平の古戦場壇ノ浦や対岸の門司和布刈神社など海峡風景を眺めながら歓談
T氏は実家のある鹿児島へ帰る途中なので一旦ここで別れ、明日熊本で再会
いよいよ関門橋を渡り九州入り、一泊目は九州の表玄関の海峡をのぞむ小高い丘の上の国民宿舎
一泊目:国民宿舎 めかり山荘(2011年末で閉館、解体)
スケジュールの関係で宴会は二泊目に取ってある為、少し盛り上がらないけおささやかにビールで乾杯
部屋に戻って今日撮ったビデオを見ようとS氏が手際良くTVと接続、ビデオを見ながら恒例のクーペ談義
私はT氏と同室で、仕事の話やセカンドカーの話など夜更けまで話し込んでしまいました
中には霧に煙る関門海峡の夜景を見ながらロマンチックに夢の中へという幸せな人もいたことでしょう
さて、一夜明けると昨日とは打って変わって青空か... と願ったのに又々雨
誰のせいとは言わないけれど、このツーリングに備えてワイパーをしっかり新品にしてきたという人
がいた事を私は知っているのだ!(特に名を秘す)
朝食を済ませ宿舎の前で記念撮影後、kanican夫妻とT氏を門司港インターまでお見送り
九州のほんの2kmたらずのツーリングで、さぞ後ろ髪ひかれる思いだった事でしょう
T氏は心優しいクラブ員の誘いに乗って、もう少しで会社を捨てる所まで気が変わっていた様子でしたが、
Mrs.kanicanの流し目に負け、男らしくkanican号のドライバーとして名古屋へと向かったのでした
残ったクーペ六台、S号、M号、S号、A号、O号、red号は九州自動車道を一路熊本へ
雨のせいも有り、車は少ないけれど先導のred号に見習って制限速度でクルージング
途中誰かさんがトイレにピットインしてタイムロス、全車ペースダウンのハプニングもあり、
予定よりかなり遅れてT氏の待つ熊本北S.A.到着、昼食後、熊本インターにてO氏は仕事のためお別れ
O号に変わってターボT号が加わり、六台のクーペはR57を阿蘇山へ
左:当時の Mrs.kanican 右: 霧の阿蘇山駐車場
渋滞も無く世界一のカルデラ火山の山頂、霧の晴れ間から火口を覗き、草千里を横目に外輪山を超えて
新緑のやまなみハイウェイを別府へ....
晴れていれば雄大な高原をねって走る素晴らしいワインディング道路ですが、霧の為視界は10mそこそこ、
私は何度も走った道なので、ついスピードオーバーをしてしまいましたが、
なぜかしっかり後をついて走って来るA氏には恐れ入りました
何でも助手席の当クラブ最年少のA君に「もっと行ヶー!」と檄を飛ばされていたとか
運悪く私の横に乗ってしまったgop氏には冷や汗をかかせてしまい申し訳ありませんでした(^^
こうして予定どおり湯煙りの別府へ到着、さっそく宴会
二泊目:チャンコ吉葉 第四十三代横綱 吉葉山がオーナー(トップ写真 中 2006年で閉館、解体)
元117オーナーズクラブ大分の会長、T氏も飛び入り参加
料理の方はテーブルの上に乗せられない程で、食べる方が忙しく飲むのが追いつかなかった様子
その後温泉につかって潮騒の音を聞きながらオヤスミ
翌朝は高崎山でお猿さんにご対面、誰かさんにそっくりのハンサムなお猿もいて、しばし猿の社会をお勉強
地獄にちょっと寄って一路R10を小倉へ
左:高崎山駐車場 右:小倉東インター
小倉東インターより門司まで約10kmの九州自動車道は一部開通区間のため、全く車が走っていない
天気も持ち持ち直し薄日がさして来て、こんなチャンスは見逃せないと、誰が言い出したか
三列走行をビデオに撮り始めた
さらにエスカレートして、ついには高速道路を横四列になって走ると言う、まるで何処かのカーメーカーの
CF撮影みたいな事をして、つかの間の交通違反を楽しみながら関門海峡下のめかりS.A.に到着、
ここまでで九州を半周して来た事になりました
ところが九州に入ってからずっとエンジン不調のA号がさらに悪化、
皆が取り巻く中ボンネットを上げY氏が点検、どうもディストリビューターだろうと診断
これから神戸まで大丈夫かなと心配しながら私は下関インターで皆さんとお別れ
岡山支部はPM11:00過ぎに、鈴鹿、愛知支部は翌朝の帰着で2泊4日!と言うハードなツーリングでした
お疲れさま...
雨と霧で太陽の国、九州を楽しんでもらえなかったのが残念でしたが、その代わり渋滞も無く、
無地予定通りのスケジュールをこなす事が出来ました
今度は福岡支部主催のツーリングを企画してもう一度皆さんにお会いしたいと願ってます
1984.6.8 ?才 誕生日!
翌朝、夜焼けの名四国道