- 海外 鉄道
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大聖堂の様なメインコンコースの天井には、十二星座と2,500個の星が金箔で描かれている。この星座の絵は裏返しになっており、何故この様な反転になっているのか、グランドセントラル駅の創設者兼後援者であるコーネリアス・ヴァンダービルト曰く、人間側の目線ではなく、天から神の目線で描かれているからと主張。また天井には汚れたレンガが幾つかあり、1990年代の修復プロジェクトで洗浄される前の天井がどの様な状態であったかが判る。この汚れは列車のススやゴミによるものと思われていたが、実際は建物内での喫煙が許されていた頃のタバコのニコチンやタールだったそうな。https://www.grandcentralterminal.com/
車両デザインは日本の工業デザイナー、宇田川信学によるもので、2001年にはインダストリアル デザイン エクセレンス賞の銀賞を受賞、さらにデザイン誌「I.D.」年次デザインにも選出された(NY地下鉄新型車両 R143/160/211も手掛ける)左上のメトロカード券売機も氏のデザイン。
http://antennadesign.com/Transit/5-metrocard-vending-machine?scrollbar=0
http://antennadesign.com/Transit/3-r142-r142a-subway-car?scrollbar=693.4241908006815
http://antennadesign.com/Transit/5-metrocard-vending-machine?scrollbar=0
http://antennadesign.com/Transit/3-r142-r142a-subway-car?scrollbar=693.4241908006815
1968年1月、Fラインでデビュー。稀代の工業デザイナー、レイモンド・ローウィの設計で、特徴的なスラントノーズに大きな窓を備えたデザインは斬新で未来的だった。しかしその傾斜した前面形状は車間移動する乗客にとって落下や挟み込みの危険があり、無骨なパンタグラフ式ガードと大型バーが取り付けられ、オリジナルデザインは大きく破綻した。https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Fnhs8E3aumA
2009年6月、R40はR160に置き換えられ全車引退、一部が交通博物館で保存されている。