宮川さんから今年も到着
トスカーナ州 州都(gop撮影)このきらめく太陽の下、珠玉のワインは生を授ける。有機農法にこだわり、年間生産本数は僅か6万本(うち日本分は7,000本)農園オーナーの宮川秀之氏は元イタルデザイン、いすゞ117クーペの生みの親の一人でもある。氏は昨年10月、イタリア大統領より「イタリア連帯の星勲章」を授与、合わせて称号「グランデ・ウフィティアーレ章」が贈られた。グランデ・ウフィティアーレは民間外国人に送られる称号では最高位だそう。
ヒデユキとの結びつきは、私が独立問題で悩んでいた1967年の事である。はやくから、私のデザイナーとしての力を見抜き、発展期にあった日本の自動車業界との橋わたしを務めてくれた。日本との仕事を通じて、次第に日本を愛するようになった私だが、これも彼なくしては考えられない。
トリノ生まれのマリーザとの家庭づくりもユニークで、カップルで仕事を進める光景もはたで見ていて頬笑ましかった。1968年にヒデユキが名付け親となって創設した我らが「イタルデザイン」も、今年20周年を迎える。
今や世界の自動車デザインのトレンドセンターとして重きを成すトリノに代表されるヨーロッパの合理性、創造性に富むイタリアンデザインに焦点を絞り、先見の明を持って日本に導入した、ミヤカワの貢積は高く評価されて良いだろう。
ジョルジェット・ジウジアーロ
参考サイト
lazucca_kanae様 “lazuccaよりの便り”
http://lazucca.exblog.jp/5374751/
“日本人が経営するもてなし宿”
http://www.tabi-ch.net/overseas/motenashi/part1/2-3.html